トリオボル / 銀貨(AR Triobol)
都市:ルカニア地方メタポントゥム(Metapontum, Lucania)
発行年:紀元前470–440年頃
重量:1.03 g
サイズ:13 mm
ダイ軸:
表面図像
中央に大きな大麦の穂(Ear of Barley)。
→ メタポントゥムは南イタリア屈指の肥沃な穀倉地帯であり、この「穂」は都市そのものの象徴。
地中海世界に穀物を供給した「黄金の麦の都市」として知られた。
裏面図像
牛の頭骨(ブクラニオン, bucranium)が陰刻(incuse)で刻まれる。
→ 古代ギリシア植民都市で特に南イタリア(マグナ・グラエキア)に特徴的な「表陽刻・裏陰刻」技法による、初期ギリシア貨幣様式の典型例。
牛頭は豊穣と犠牲、そして大地の神聖性を象徴している。
歴史的背景
メタポントゥムは、紀元前7世紀にアカイア人が建設した植民都市。
南イタリアの穀物輸出拠点として繁栄し、貨幣には一貫して「穀物の穂」が描かれた。
この時期のトリオボルは、アテナイやコリントなどの主要都市と交易する際の標準的な交換単位として機能していた。
また、ブクラニオンは後にローマ時代の宗教美術にも受け継がれる意匠である。
文献番号
HN Italy 1487; HGC 1, 1071
分類
Greek Italy, Metapontum, AR Triobol (c. 470–440 BC)
※コインのみになります。
写真のコレクションボックス等は付属しません。
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